オールデンストレートチップA6502 靴と一緒に歳を取る楽しみ Alden

僕は、靴を買う際のサイジングにはすごくこだわる。いや、こだわるという表現は適切ではないかもしれない。サイジングの仕方はとてもシンプルだからだ。自分のサイズを測る方法は、これ以上なくシンプルだ。その方法とは、

 

「もうこれ以上サイズは絶対入らない。というサイズを買う。」

 

というものだ。

 

靴擦れするかもしれない。足がむくんだら入らないかもしれない。といった心配はすべて無視。とにかくきついサイズを買う。

 

それはなぜか。

 

良い靴は形が変わって、足にフィットしていく。

 

もう、これに尽きる。異論はあろうが、僕はこれを信じて、毎回きつ過ぎる靴を買っている。

 

革靴の面白さもこれに尽きる。履き続けることで、買った状態とは違った、自分にとってかけがえのない唯一無二の存在へと変化していくのが楽しい。

 

良い靴のソールにはコルクが入っていて、ずっと履き続けているとこれがだんだんと自分の足の裏の形に合わせて沈んでいく。アッパーもレザーなので、当然足の甲の形に沿って変化していく。そしたらもうその靴は手放せないアイテムになっている。

 

今回はそんな革靴の一つ、オールデンのA6502を紹介したいと思う。

 

 

 

A6502との出会いについて

僕は革靴好きになってまだ10年も経っていないくらいだが、その間にいろいろな靴を履いてきた。

しかし、自分の好きなものを何でもかんでも履けるわけではない。革靴は高いからだ。高いから、買うのに勇気がいる。雑誌やインターネットを見ているうちに、次はあれを買おう、その次はあれをなんて考えていると、いつの間にか買うものリストが10個くらい積み上がってしまうことになる。1足10万円としても100万円だ。

妄想するだけなら自由だが、これではあまりに痛い。そんな中、約1年ほど前になるが、急に香港に行く機会が出来た。機会が出来たといっても、友達とご飯を食べに行くだけだったので、大した用事ではないのだが、まぁ行くことになった。

 

香港は関税がかからない。

 

もう、これは靴、買いたい放題なんじゃないか。そう思い、靴屋を探すと、案の定出てきた。Tasselsという有名なお店だ。アメリカ、イギリスの高級紳士靴を扱っている。

もうこれは行くしかないと思い、Tasselsに向かった。

 

 

Tasselsで買うものはもう出発前から決めていて、それはAlden。

Aldenと言ったらヴァーガンディのコードヴァン。つまりブルゴーニュワインのような色をした、馬のお尻の革を使った靴だ。これはとても取り扱いが危険で、水滴がついただけで跡がつくという、最悪の代物だ。

 

だが、靴好きというのは面白い人種である。

 

それがいい。

 

例え、水に弱かろうが、日々のメンテナンスが大変だろうが、いいものはいいのだ。それは持ってみて、買ってみて、履いてみないと分からない。Aldenって言う靴はすごくかわいいやつなのだ。

 

 

Aldenの定番モデルといったら、プレーントゥだったり、ローファーだったり、実はあまり僕の趣味ではない。

僕が好きなタイプはストレートチップやユーチップ(ブイチップ)。所有している靴もストレートチップばかりなのだが、できれば同じ系統で行きたい。Aldenで行くとVチップが一番僕のスタイルにはハマるのだが、なにせ売り切れの可能性もあるので、恐れ恐れ店を覗いた。

 

なんと、ストレートチップがあった。それはA6502というモデルで、全然定番ではないのだけれど、スタイルは間違いなく僕のスタイルにハマる。

 

即決で買った。

 

 

 

A6502について

世の中の靴好きというのは恐ろしいものである。もし、あなたが靴好きの方なら、このリンク先を見て頂きたい。

 

Alden collection|A6502(タッセルズ10周年記念/キャップトゥ/バーガンディコードバン)

 

A6502についてめちゃくちゃ詳しく書いてある。決して有名なモデルではないし、限定モデルなのであまり多くは生産していないはずなのだが、それでもめちゃくちゃ詳しく書いてある。

果たして誰がこれを読むのだろうと思ってしまうのだが、靴好きとは困ったものである。ディーテールを書かれれば書かれるほど、その靴が好きになる。アイレット(靴先端の丸い穴)の数が普通は6個だけど、これは5個。それだけでこの靴が可愛くてたまらないのである。もう、変態である。

先ほどのサイトには、そんなレベルで書いてあるので、もう僕が書くことは何もない。というか、これ以上この靴について書くことは絶対無理だ。というか、書ける内容など、それ以上何もないのだ。

ということで、A6502の詳細についてはリンク先を参照してください。

 

A6502との今後の関係

この靴を手に入れてから、既に1年以上が経っているが、エイジングの進み具合は、実はたいしたことがない。何せ超タイトフィッティングで買っているので、最初は歩かなくても5分くらいで我慢できなくなって脱ぎたくなる。そもそも履いた瞬間から痛いのだ。これではエイジングしていかない。

だから室内で履くことにより慣らして、ようやく外に出られるようになったのが約3か月前。今でも外に出る時も必ず替えの靴を持参している。これではエイジングが進むはずもない。まぁそんなものだ。

だが少しずつだが、徐々に歩ける距離は伸びてきて(ようやく靴が足の形に合ってきた。)、これからは履いて磨いてを繰り返して、こいつ(A6502)をどんどん良い顔にして行きたい。ゆっくりでいいから靴がもつ貫禄を出していきたい。その頃には、僕も同じように良い顔になって、貫禄が出ていくのだろう。

 

3 件のコメント

  • 引用頂いたブログ「前略、物欲が止まりません。」のShogoと申します。
    偶々辿り着きました。
    記事の引用、そして好評価ありがとうございます。感激して、思わずコメントさせていただきました(^_^)

    • なんとご本人から!どうもありがとうございます。そのレビューの詳細さには敵わないなと思いながら、毎回見させて頂いております。次のAldenを買うときにはまた過去記事を熟読させていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

      PS:わたしも本名はShogoです。w

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください