RESOLUTEのジーパン710を毎日はいて、デニムと一緒に成長していく

世間ではミニマリストが流行っているけれど、やっぱり僕はモノが好きだ。

 

ただシンプルにモノが好きだって言うんじゃなく、一応そこには哲学がある。

 

買った時点が最高のクオリティであるものに興味はない。

 

例えば家電。これは買った時点が最高のクオリティで、あとは劣化していくだけだ。なんなら、翌年には新しいモデルが出て、去年買ったものはモノとしての魅力が既になくなっている。こういうものに興味はないし、なるべく持ちたくない。僕が好きなモノは、買ったときから時間が経つほどに良くなっていくモノ。育てていくモノ。成長していくモノが好きだ。ジーパンで言えばそれは、Resolute(リゾルト)にあたる。

 

今回は僕の片足(というか両足)であるResoluteの710を紹介したいと思う。

 

 

リゾルトのモデル(ラインナップ)

リゾルトというメーカーは国産デニムブランド、ドゥニームの創始者である林芳亨(はやしよしゆき)さんが始めたブランドだ。このブランドは、徹底的に、そしてシンプルに質の良いデニムを追求したブランドであり、それゆえにモデルはたったの4種類しかない。そのモデルというのは、

 

基本となる710。

やや太めの711。

股上が浅めでひざ下をテーパードした712。

710の形のまま股上だけ浅くした713。

 

たったこれだけだ。ただし、ウェスト、レングスがかなり豊富に分かれていて、それぞれに違う型を使っている。ただ単に一つの型からレングスの長さ別にカットしている訳では無い。これがRESOLUTEの凄いところだ。

もしこの4種類だけでも迷う人は、リーバイスの501にあたる710を買えばいい。

 

 

サイジングについて

前回の投稿(オールデンストレートチップA6502 靴と一緒に歳を取る楽しみ)では、革靴のサイジングについて書いた。僕は必ず、これ以上はいらないという位に小さめの靴を買うというものだ。

 

実は、これはリゾルトのジーパンにも当てはまる。

 

店員さんに教えてもらったのだけれど、ボタンがしまる=もうひとつきついサイズにトライ。もしボタンがしまらなかったら、ようやく、ひとつサイズを上げて、それを買えと言うことだそうだ。

実際に僕も試着した時にはいろいろ履いた。色々といっても、モデルは全部710だけど、色々なサイズを履いた。色々なウェストと色々なレングスを履いた。僕が試着室の中で試着しているそばで、店員さんがもうひとつきついサイズを用意して待っている。汗をかきながらお腹をへっこましてボタンを閉めようとしている僕のそばで、店員さんも汗をかきながら次のサイズのウエストを、手でギューギュー伸ばしているのだ。

 

もう、どう頑張ってもこれは入らない。となったら試着終了。それより1個上のサイズを買う。

 

股間がもっこりしていても構わない。しゃがめなくても構わない。とにかくきついものを買うのがコツだそうだ。

 

 

 

セルビッチデニムという楽しみ

ちなみにこのRESOLUTEのジーパンは、当然ながらセルビッチデニムだ。セルビッチというのは昔の織機で織られたデニム生地の事で、とにかく人手がかかるし効率が悪い。それ故に高いのだが、それでクオリティーが高いかというと、実は低い。旧式の織機は横幅が狭くて、出来上がってくる生地の横幅に対して1枚しか作れないのだけど(それ故に耳が出来る。)、廉価なジーパンに使われる新型の織機は、横幅に対して5枚とか取れてしまうため、品質が安定している。旧式で織ると、生地の左端から右端までが1枚のデニムになってしまうため、収縮によって捻じれてくるのだ。

 

マニアはそれがたまらない。

 

生地が捻じれるなんて、不良品みたいだけれど、昔の織機で織った生地である事、時間を作って作られていることから、もうセルビッチが大好きでたまらないのだ。さらに昔の織機で織ったデニムは生地が粗い。

 

だが、マニアはそれがたまらない。

 

生地の粗さから来るデニムの毛羽立ち、これこそが良い色落ち(濃淡のある色落ち)を作る秘訣で、だからこそこの毛羽立ちが愛おしい。

 

ブランド物のダメージ加工のデニムの方が、カッコ良くない?と言われれば確かにそう思う。だけど新品の状態で購入して、毎日はいて、それで数年後にいい色になったデニムと、どっかの誰かがダメージをつけたデニムを比べることなんて、そもそもできない。

新品で買って、一緒に成長していく。僕はそういうものにお金をかけていきたい。

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