[別府] 美味しいお刺身が食べられる地元の居酒屋 みなみ丸合歓(ねむ)

高級な鯛(たい)や鮃(ひらめ)よりも庶民的な鯵(あじ)や鯖(さば)。

 

親しい友人や家族とのディナーはなるべく飾りたくない。

 

庶民的な鯵や鯖でも、ピンがあればキリもあって、今回はピンの方。最上級な鯵や鯖を紹介したい。となると、当然舞台は別府だ。

 

 

関アジ、関サバって何?

大分で食べられる最高級の鯵や鯖は、関アジ、関サバといって、その名を名乗ることが出来る魚は限定されている。瀬戸内海と太平洋の境界である豊予海峡で漁獲され、大分市の佐賀関で水揚げされたものだけが名乗る事が出来るのである。

通常、鯵や鯖などの青魚は網で漁獲されるが、関アジ、関サバは1本釣り。釣り糸に餌をつけて1匹ずつ釣られるのである。さらに、釣られた魚は神経を抜かれ、ストレスなく死んでいく。つまり、身が最高に新鮮ということになる。

これだけ見てもわかるように、関アジや関サバというのは、青魚界の中のロールスロイスと言ったところだろう。

 

みなみ丸合歓(ねむ)について

そこで、今回紹介する居酒屋は、関サバ、関アジを専門で扱っている。みなみ丸合歓だなんて、漁船の様な名前だなぁなんて思うかもしれないが、それもそのはず、本当に漁船の名前なのだ。船長が船を出して、関アジ、関サバを釣ってきて、店の中の生け簀に持ってくる。そしてお客がそれを頼むと、その場で神経抜きをして、数分後には刺身になってくるというシステムで、超新鮮な刺身が食べられる。

 

みなみ丸合歓(ねむ)
住所: 〒874-0920 大分県 別府市北浜1丁目11−20
電話: 0977-21-2328

 

お店の中で魚を扱っている店主は船長と呼ばれ、生け簀の魚を常に突っついている。詳しいことはわからないが、魚が美味しくなるようにしているのだろう。

 

 

お料理について

席に着くとまずはお通しが出される。この日のメインはりゅうきゅう。青魚の切身を、醤油、酒、ミリン、などのタレに漬け込んだ地元の味だ。まずは、これでちびりちびり頂く。

 

 

そして、これが関サバ。当然、刺身で頂く。一切れ一切れがちゃんとしているのは言うまでもないが、噛んだ瞬間に身が弾力を発揮して、食べ心地が実に新鮮。身が死んでいない。そして、激甘でトロトロな九州のしょうゆがよく合う。

さすがは青魚界のロールスロイスであった。値段も4000円と、ロールスロイス並であった。

 

 

もうひとつ、地元の味を紹介しておきたいのはとり天。見た感じは鶏のから揚げだけれども、名前に天がはいっていることからも、作り方は天ぷらに近く、衣を水で溶いている。これも最高。関サバととり天で飲むお酒(当然、大分麦焼酎)はとても素敵だった。

 

 

ところでゴールデンウィークも明日で最後。

9連休だった人も、9連勤だった人もいるようですが、なるべく温和にGW明けのスタートを切っていきたいと思います。

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